正社員・契約社員・アルバイト・パートなど
雇用形態に制限なし
2018 | 2020 | 2022 | |
---|---|---|---|
男性 | 4.6% | 4.8% | 7.9% |
女性 | 6.6% | 5.2% | 7.2% |
2022年の20代~50代の正社員の転職率は、7.6%で前年よりも増加してます。2018年以降で最も高い水準であり転職活動が積極的に行われていることがわかります。
転職により年収があがった割合も大幅に高くなっております。
2022年の転職をはじめた理由は、「給与が低かった12.5%」「人間関係が悪かった9.3%」「仕事内容に不満があった6.6%」が上位になってます。近年、状項目に変動はありませんが、「給与が低かった」が上昇してます。
物価の上昇により現状の給与への不満が高まっているようです。
2022年の入社を決めた理由は、「給料が良い15.4%」でもっとも高く、次いで「休日・残業時間が適正で生活にゆとりが持てる9.8」「希望の勤務地である9.2%」となった。前年までは、「休日・残業」「勤務地」など勤務環境が決め手になっていたが、生活に必要な収入が優先されるようになってます。
いま、人で不足で経営が立ち行かない企業が増加中。
東京商工リサーチの調査によると2023年1月~7月の人手不足関連倒産は83件で、前年同期比159.3%増で驚きの結果となっています。
内訳は、「求人難」35件、「人件費高騰」29件、
「従業員退職」19件となっています。
この状況に追い打ちをかけるのが最低賃金の引き上げ。
人材確保の競争が激化されることが予想されます。
特に深刻なのは、資金力のない中小企業です。
人手不足の解消の王道は、従業員が「この会社で働きたい」と思わせるような将来にわたる
魅力をつくり、退職者を少なるする事です。